報道によると
K-1 MAX日本代表トーナメント(2/4)の視聴率は平均13.4%だったそうだ。
一時期の異常な格闘技ブームも峠を越えた現在、
土曜日の午後7時からという時間帯では健闘した方だと思うが、
キラーコンテンツと呼べるような数値ではないだろう。
個人的には勝負度外視で殴り倒しに行くような荒っぽい攻防よりも
(初期K-1ではKOボーナスが出るとかでこの傾向があった由)
勝負を真剣に争う攻防のほうが見ごたえがあると思うのだが、
ある程度ルールに即した戦法が普及してきた事も相俟って
派手なKOが少なくなってきているので
お茶の間受けが悪くなってきているのかもしれない。
例えばブアカーオvs.ザンビディス戦等は
それぞれの戦術というか勝負のポイントが判りやすかったし
ブアカーオの上手さが光ったいい試合だったと思うが、
「つまらなかった」という意見もネット上では見掛ける。
選手のキャラクターや人情話を紹介するよりも
技術的な解説に時間を割いた放送を考えても良いのではないだろうか。
それと解説者やゲストの人選も再考すべきだと思う。