地獄のハイウェイ

科学・技術や趣味のことなど自由気ままに書き散らしています。

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

博士であっても「餅は餅屋」

博士の就職問題で、 企業への就職が難しい分野の博士を、 就職がありそうな比較的近い分野で技術者にする云々という意見がある。 (例えば、http://d.hatena.ne.jp/scicom/20100927/p1 ) そういうことが悪いこととは思わないが、 その就職がありそうな分野…

坂田健史の復活を期待する

昨夜はWBA世界フライ級タイトルマッチ、亀田大毅vs.坂田健史をTV観戦した。 自分は坂田を応援していたが亀田側もよく研究していて接戦になった。 自分の印象採点では2ポイントで坂田の優勢かと思ったが、 残念ながら結果は亀田の判定勝ち。 亀田も随分とまと…

単なる「個人」は新しい分野に挑めるのか?

昨日の「単なる「個人」が研究できるのか?」では、 どこかに雇われた身分で「個人」として研究活動に関与できるか? という疑問を述べた。 それでは今日は、 もし仮に雇われ先の身分からフリーになって、 単なる「個人」としての活動が認められたとして、 …

単なる「個人」が研究できるのか?

榎木英介さんが「科学政策ニュースクリップ」の 「書評 水月昭道著 ホームレス博士 派遣村・ブラック企業化する大学院(光文社新書)」 http://d.hatena.ne.jp/scicom/20100919/p1 という記事の中で、 本書を読み進めながら思ったのは、水月さんはじめ、博士が…

否定派も知識自慢

老舗の反疑似科学団体Japan Skepticsが、 ホメオパシー騒動でどんな反応をしているかと調べてみたら、 活動が低調で何のリアクションもないようだ。 まあ、ホメオパシー問題は保健/医療問題の文脈で論ずるべきもので、 疑似科学とかニセ科学とかの文脈で論…

医師のゼロリスク症候群?

池田徳正さんの「ホメオパシーは魂を救うか―宗教と科学の境界線」 http://informatics.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-da9f.html という記事のコメントでのやり取りからちょっと思ったのだが、 「標準医療が患者に冷淡」というのは、 医師の方がいわゆ…