地獄のハイウェイ

科学・技術や趣味のことなど自由気ままに書き散らしています。

2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

二項対立を超えて

サイエンス・コミュニケーションといったものに それなりに期待しているものの、 自分自身は踏み込みきれない違和感のようなものを感じ続けてきたのだが、 ようやくそれが何であったかが見えてきたような気がする。 サイエンス・コミュニケーションの分野で…

科学を生きる

東大の松原隆一郎教授(社会経済学)に「武道を生きる」(2006年、NTT出版)という スポーツ社会学(?)系の著作がある。 松原教授は大道塾総本部でビジネスマンクラス師範代を務める武道家でもあり、 その実体験から、学校や企業に支えられた競技スポーツ…

アマチュア・サイエンス

昨日、金子賢のプロ格闘家を断念して俳優復帰云々を書いてから思ったのだが、 ポスドクや研究者のキャリア・チェンジにも通じる部分があるのではないだろうか。 研究者のキャリア・チェンジ云々という話題であると アカデミック・ポジションへの競争から降り…

金子賢が俳優復帰するらしい

報道によると金子賢が俳優に戻るらしい。 「自分の本当にやりたいことが初めて見つかった」とか言って 芸能活動から足を洗って格闘技に専念する云々だったと思うが、 2年間で見切りを付けた様だ。 アマチュアでの公式試合経験もないまま 視聴率のための客寄…

飲み会で血液型性格判断を批判するのは難しい

昨日(2/19)は職場の飲み会があった。 奇しくもボンの命日であるが、 残念ながらそこでそういう話題で盛り上がれるハズもなく、 当たり障りない世間的な話題にお付き合いすることに。 飲み会は2月から入ってきた人の歓迎会であったので そこで女性陣から血…

A.ワイスマンの実験を振り返る

サイエンス・リテラシー云々で言えば、 実験のデザインの良し悪しを評価できることも重要だろう。 たとえ番組側に意図的な捏造がなくても、 TVの健康情報番組がアテにならないのは そこで行われる実験の大部分が デザインの悪いことから判断できるはずだ。 …

K-1にもライセンス制度を

昨日は、TVでK-1 MAX日本代表決定トーナメントを見た。 相変わらず視聴率の稼ぎのためなのか 1回戦のアンディ・オロゴンvs.小比類巻貴之がフルに放送されていたのに トーナメント準決勝のTATSUJIvs.安廣一哉は抜粋のみ、 1回戦でも佐藤嘉洋vs.白須康仁は3ラ…

サイエンスとメディアとリテラシー

理科教育とか科学コミュニケーションの分野で サイエンス・リテラシーという言葉が使われるている。 特に理科離れとかそういう文脈で見掛けるようだ。 辞書を引くとリテラシーの原義は読み書きの能力のことだが サイエンス・リテラシーという言葉は 科学に関…