2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧
日本学術会議会長だった(6月19日付で70歳定年制により退任)金澤一郎は、 退任2日前の6月17日に「放射線防護の対策を正しく理解するために」という会長談話を出した。 http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-d11.pdf これに対して自分は批判した…
先日、学術会議会長談話( http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-d11.pdf )を発表した金澤一郎は、経歴( http://www.scj.go.jp/ja/head/pdf/profile.pdf )を見ると平成14年4月より宮内庁皇室医務主管(兼任)、平成19年4月より宮内庁皇室医務…
低線量被曝の健康被害の問題で少し調べていたら、 1990年にIAEA(国際原子力機関)が組織した チェルノブイリ事故被害調査の国際諮問委員会(国際チェルノブイリプロジェクト)の http://www-pub.iaea.org/MTCD/publications/PDF/Pub884e_web.pdf 委員長を務…
日本学術会議の金澤一郎会長が6月17日付けで 「放射線防護の対策を正しく理解するために」というのを公表した。 http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-d11.pdf いわく 「今回の漏出した放射性物質による一般の人々の被ばくは、このうち、しきい…
以前に「科学者と一般市民しかいないのか?」という記事を書いて、 科学コミュニケーション等の分野の一部で見られる、 科学者vs.一般市民という2項対立の図式への不満を述べたことがある。 考えてみると一般市民というのは問題によって変わってくる。 例え…
ちょっと大きめの本屋に行ったら原発事故関連本のコーナーに、 安斎育郎「福島原発事故」という本が 高木仁三郎、小出裕章や広瀬隆といった人達の本と並んで積んであった。 安斎育郎は、 これまで巷ではもっぱら疑似科学批判の人として知られていたと思うが…
ツィッターの方で、福島第1原発事故に関する科学コミュニケーションを巡って 「@hirakawah と@kikumaco の対話 欠如モデルほか」とか http://togetter.com/li/145435 「科学者への信頼は失われたのか?科学者達の努力と疲弊」 http://togetter.com/li/145352…
誤解されないように最初に宣言しておくが 自分は科学が価値中立的だとは全く思っていない。 近代社会の中で「善」とされるもであるからこそ、 それを推進しようとする社会的努力が行われていると信じている。 従って近代社会の価値規範を是としない立場(例…