地獄のハイウェイ

科学・技術や趣味のことなど自由気ままに書き散らしています。

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

STAP細胞は応用の話し抜きに世紀の大発見

今朝の読売の朝刊のトップは、 理研の小保方晴子ユニットリーダーによるSTAP細胞の話。 これは本当に凄い発見だと思う。 何しろこれまでの生物学の常識を覆して、 哺乳類の分化した細胞を遺伝子導入なしに、 外部からの刺激でリプログラミングしたというのだ…

帰納法の正当化について

帰納法という推論方法がある。 観察された事例を集めて、一般的な規則・法則を導き出す推論で、 これまでは「いつもAはB」だからという観察から、 「すべてのAはB」という結論を導くやり方。 帰納法は正当化できるのかできないのかという議論がある。 (科学…

慎重さに勝るものはない

先日、科学とエセ科学を見分けることについて 「役に立たない「七つの基準」」という記事を書いたが、 katsuya-440.hatenablog.com そもそも科学とエセ科学を簡単に見分ける方法があるとか、 そんならくちんなうまい話があると思わないほうが良いと思う。 も…

役に立たない「七つの基準」

朝日新聞の高橋真理子という人が 「エセ科学 見分けるための七つの基準」 http://apital.asahi.com/article/story/2014010800005.html という記事を書いている。 この人は除洗に関わるインチキ商売のことを話題にしたかったようだが 除洗に関してはエセでな…