2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ノストラダムスが生前に予言者としての名声を得たとされる 1559年フランス王アンリ2世の死(槍試合での事故が原因)について たまたま面白い事を知った。 事故で重症を負ったアンリ2世の診察・治療には 近代外科学の祖と呼ばれるアンブロワーズ・パレと 近代…
朝野を問わず理科離れの問題が声高に叫ばれる一方で、 大学受験に関しては広義の理科系に属する医学部の人気は相変わらず高い。 研修医の過労死事件(関西医科大学研修医損害賠償事件が有名)や 一部の勤務医の過酷な労働実態などが報道されるようになってい…
中島秀人「日本の科学/技術はどこへいくのか」(岩波書店)を読んだ。 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/5/0263450.html 科学史出身で最近はSTS(科学・技術・社会論)で活躍する著者の 比較的軽めのエッセー(主に東京電力の情報誌イリュームに執筆した…
昨日TV放送されたK-1オランダ大会で、 アーネスト・ホーストと試合するはずだったボブ・サップがドタキャンで ピーター・アーツが急遽代役出場という何とも後味の悪い事件があった。 TVではアクシデントというアナウンスしかなく何とも不可解だったが サダハ…
文科省の平成17年度学校基本調査速報に、 http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/04073001/001.htm 各種進学率の年度毎の推移を示したグラフがあった。 http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/04073001/pdf/sanzu05.pdf 今から50年前の昭和31年度を見…
大学教育において「良い研究者であれば良い教育者」と考えることは、 何の「科学的根拠」もない神話の類だとしか言いようがない。 理系の場合、研究業績に関しては何かと問題があるにせよ「定量化」されているかもしれないが、 教育業績の方は今のところ定量…
報道によると6月3日に開催されるK-1ソウル大会で セーム・シュルトvs.チェ・ホンマン戦が行われることになったらしい。 2m11cmのシュルトと2m18cmのホンマンで巨人対決という触れ込みのようだが 両者のキャリアを比べると首を傾げざるを得ないマッチメークだ…
K-1ラスベガス大会に始まりPRIDE無差別級グランプリに至る 一連の格闘技興業をTV観戦して一番印象に残ったのは 昨日の高阪剛vs.マーク・ハント戦だった。 体重差もあってハントの打撃に敗れた高阪だが その強い執念というか折れない心が素晴らしかった。 闇…
報道によると、 神戸大学工学部の大前伸夫教授が出願した、 ダイヤモンドを利用した鉄切断工具に関する特許で、 実際には実験していないデータが記載されていたことがわかり、 大学側の指導で出願が取り下げられたそうだ。 特許は自然現象の報告のためではな…