昨夜の内藤大助vs.亀田大毅のWBCフライ級タイトルマッチは
最終ラウンドでの亀田大毅のレスリングまがいの抱え投げで
非常に後味の悪いものになったが(途中ラウンドもグダグダだった)、
とりあえずプレッシャーの中で最年長防衛記録を更新した内藤を讃えたい。
この試合は関東地区で平均28%の高視聴率を獲得したようだが、
先日の魔裟斗の激闘があったK-1MAXの視聴率11.8%を大きく上回っているのは
良くも悪くも世間が亀田兄弟に関心をもっていることの証明だろう。
今回の反則行為でボクシング関係者・ファンの
亀田大毅への反発は非常に大きいから
ボクシング廃業と言う事態も想像の範囲に入ってきた。
もしもそうなるとヒール(悪役)だろうがなんだろうが、
視聴率がとれて話題になる亀田大毅に
サダハルンバが食指を伸ばしても不思議ではない。
すくなくとも前田宏行、鈴木悟、大東旭といった面々よりも
話題的には美味しい素材だろう。
そこで亀田大毅がボクシングをやめて他の格闘技に転向した場合を想像してみた。
まずK-1などのキック系を想像する。
あの顔面を両手でガードして突進してくるスタイルのままでは
ローと膝のあるキック系では通用しないだろう。
視界が狭くなってローに反応するのが難しいだろうし
頭を抑えられてから来る膝のガードはできないのではないか。
総合格闘技(HERO'Sなど)はどうだろうか?
体格的には60kg未満級と言うことになるかもしれないが
内藤を投げようとして潰されて下敷きになっていたバランスの悪さから
あまり向いているようにも思えない。
話題的にはともかくボクシング以外の格闘技に転向は難しいのではないか。
あえて言えば投げOKのシュートボクシングかな?