地獄のハイウェイ

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アギーレに脱帽

昨日はTVでサッカー日本vs.ブラジルを見た。
中立地のシンガポール開催ということだったが
ブラジル代表の人気で観客席はほぼ満員のように見えた。
個人的には何と言っても驚いたのはアギーレの選手起用だ。
アジア杯のための選手選考の場だとは宣言していたが、
先発に代表キャップのほとんどない
柴崎、塩谷、太田、小林、田口、 森岡らを起用。
以前から期待の声が高かった柴崎と
直前のジャマイカ戦で良かった塩谷はともかく
追加招集の田口が先発だったのには本当にびっくりした。
招集すれば新顔でも使うということか。
しかしぶっつけ本番のようなメンバーでは
ブラジル相手に歯が立つはずはなく、
(ベストメンバーでも歯が立たないとは思う)
結果的にはネイマールの引き立て役にしかならなかった。
まぁシンガポールのお客さん的にはスターの活躍が見られて良かったのだろう。
選手としては代表常連の岡崎が奮闘していたものの
新顔組は初めて体験する世界トップレベルについていくのは厳しかった。
(常連のGK川島はバックス陣にきちんと指示を出していたのだろうか?)
しかしこちらが思ったよりも頑張っていた選手も何人かいたように思う。
例えば左SBの太田は、「長友だったら違ったのに」とは言わせない出来だったと思う。
攻撃参加に熱心な余り背後に大きなスペースを作ってピンチを招く最近の長友より
太田の方がバランス面で良いかもしれないと思った。
それにレギュラー組に一人二人新戦力を混ぜても
信頼されてないやらタイミングが合わないやらで
パスが回ってこなくて試合に入れないことも多いから
こんな風に大幅入れ替えした方が選手の見極めには良さそう。
親善試合を割り切ってテストの場にできるアギーレは中々やるなと思った。