関東圏ではあまり話題になっていないようだが、
先日、聖トマス大学（旧・英知大学）が来年度から募集停止という
ちょっとショッキングなニュースがあった。
自分が卒業した研究室の秘書さんがここの卒業生だったので
募集停止のニュースを聞いたときには本当にびっくりした。
地方の私立大学の苦戦はこれまでも話題になっていたが
大阪の中心部から遠くない阪急神戸線園田駅から徒歩圏で立地的には決して悪くないし、
（Yahooの路線検索だと阪急梅田駅から約30分）
創立1963年と歴史は必ずしも古くはないが、
カトリック系で姉妹校的関係にある南山大とは
英南戦なる運動部の対抗試合をやっていたりとそれなりに頑張っていたが、
少子化による入学者の激減には勝てなかったようだ。
これから更にこういう募集停止が続くのだろうが何とも厳しい時代だ。
もしかすると、
先日の文科省による大学院博士課程の定員削減要請なども
同じような文脈で見ないといけないのかもしれない。
