夜7時のNHKニュースで漢委奴国王印(志賀島の金印)の真贋について
シンポジウムが開かれたと報じていた。
その中で金の組成についても議論がされたとか言っていたので思ったのだが、
金の純度ではなく含有量ppmオーダーの微量不純物を蛍光X線分析すれば
産地の特定に寄与できるではないか。
蛍光X線分析は非破壊なので国宝を傷めることもないし
実際、色々な考古学的サンプルについて微量成分の分析から産地推定が行われている。
微量成分はコントロールしづらいので江戸時代の国産の金か否かくらいは推定できるだろう。
やってみるだけの価値はあるのではないか?