地獄のハイウェイ

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桜庭vs.秋山戦問題の疑惑は払拭されない

昨年大晦日Dynamite!!での桜庭和志vs秋山成勲戦はTVで見ていたが
ストップが不適切に遅かったように思ったのと、
桜庭が何か必死に抗議していたのが印象的だったが、
間抜けな自分は何だか良く分からなかった。

桜庭は下になりながらも秋山が体にオイルを塗っていたことを
チェックしてくれと抗議していたらしい。
その後、秋山がメリケンサックを仕込んでいた疑惑も浮上し
ネットが騒然となっていることを知って注目していたが、
今日、ようやく主催のFEGから記者会見があったようだ。
報道によると秋山は全身にスキンクリームを塗っていたとのことで
試合はノーコンテスト、秋山は反則で失格と発表されたようだ。
会見の席には秋山が同席したそうだが
主催者側が秋山と組んでいるように見え不快だ。
トラブルの場合には主催者は中立の立場で調査しなければ
スポーツとして公平性が確保できないのではないか。
記者会見前までに流れてきた情報では
主催者側の試合後のチェックではオイルはなかったって話だったのに
今日の会見では秋山はカメラの前で堂々クリームを塗っていたことになるなど
非常に不自然で、クリーム(要するにオイル)疑惑だけ認めて、
より大きな反則であるメリケンサック疑惑を隠蔽して
幕引きしようとしているのではないかと勘繰ってしまう。

もし仮にメリケンサックをグローブに仕込んでいたとしたら
2度と総合格闘技の試合をさせてはならない重大な反則だ。
総合格闘技は相手に大怪我をさせかねない危険な競技で、
最低限の安全確保の上でようやく成立しているものなのに
相手に危害を加えるための凶器であるメリケンサックを使うなんて
極めて悪質で許しがたいと思う。
このまま幕が引かれることがないことを希望する。