昨日はK-1 WORLD MAX 2008をTVで見た。
今年は準々決勝が独立した一日でやることになって良かった。
何よりも良かったのは佐藤嘉洋がブアカーオに勝った試合。
今までのように同じ日に続けて準決勝では、
試合の余韻を楽しむことも出来ないし、
互いにベストの状態での対魔裟斗戦を見ることも出来ないから
システムの変更は大歓迎だ。
昨年、魔裟斗が見せたブアカーオの左アウトサイドからのアッパーが
うまく当たっていたので2Rには佐藤が勝つかもと思ったが
3Rに左膝をボディに決めてブアカーオがガクッとなった瞬間には鳥肌が立った。
倒れかけのブアカーオのテンプルを打ち抜いて試合は劇的KO！
佐藤がようやくK-1に順応して戦えるようになったのは大きい。
魔裟斗も気を引き締めなければとの思いを強くしたに違いない。
年齢的には佐藤も若くはないが次世代の壁となるためにも
是非とも次の試合での「魔裟斗越え」を期待したい。
またタイ人の枠がブアカーオばかりでややマンネリ感もあるので
来年に向けて次の10月1日の決勝トーナメントの際には
是非ともヨードセンクライかサムゴーをスペシャルマッチで出して欲しい。
60kg級の方は上松大輔を「イケメン」で売り出そうというのか
煽りつきで実力差のはっきりした相手との試合を完全放送だったのに
楽しみにしていた大月晴明の方はダイジェストでがっかり。
日本人同士の競い合いがないとポスト魔裟斗としては輝けないだろうから
次回は大月vs.上松か山本真弘vs.上松でお願いしたい。
