地獄のハイウェイ

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袴田事件DNA鑑定について

袴田事件で、最初の公判開始後に事件後1年以上経って
味噌タンクの中から見つかったという衣類についていた
血痕のDNA鑑定結果が出たという報道があった。
弁護側鑑定人は「被害者のものと同一の血液はなかった」で、
検察側鑑定人は「同一であることを排除することは出来ない」と
悪あがきの解釈をしているらしい(要するに判断不能ということだろう)。
しかし不自然な状況で見つかった証拠の血痕が、
被害者のものと同一であることを立証できないていないのだから、
これを有罪の根拠とした裁判はやり直すべきだと強く思う。