地獄のハイウェイ

科学・技術や趣味のことなど自由気ままに書き散らしています。

ハラ切レハラ

サッカーW杯、早起きして中継を見たけれど
日本は大敗しグループリーグ最下位で終戦
元々3敗の可能性もあると予想していたし、
コロンビア戦の予想スコアも1対3だったので
残念だとは思うものの結果はある意味想定内だったと言える。

先発を8人も替えてきたコロンビアにとって日本は控え組の良い練習台になったし
終了数分前には最年長記録のためのGKモンドラゴンの思い出出場と
コロンビア目線で見たらペケルマン監督は凄く良い人ということなのだろうが、
上から目線でなめられて歯が立たずに完敗した日本側から見たら屈辱的。

それでも2006年の独W杯のときよりは気分的には暗くならない。
多少の不協和音はあったろうが選手間の対立が激しいとかの話しもなく
監督経験の乏しいジーコと違い時代遅れとは言われても
セリエAで優勝経験のあるザッケローニ
4年間指導を任せてチームのスタイルを作り、
コンディションの話とか采配の迷走とかの言い訳の余地は多少あるものの、
言い訳の難しい状況で世界の壁を思い知らされたのは
選手にとってのみならずファンにとっても貴重な体験だったと思う。
日本のカウンターは各駅停車でのろのろと味方を待っている間に
相手の守備陣が戻ってしまっているのを繰り返していたが、
この辺りはメンタルとかの問題ではないだろう。
頭を冷やして何が良くて何がダメだったかの総括をすべきだ。

しかし日本サッカー協会は早くも後任の代表監督選びをしているらしい。
(元メキシコ代表監督のアギーレだとかの名前が挙がっている)
獲得競争に出遅れたら困るとかの思惑もあるのだろうが
強化担当専務理事の原博美は何の総括もなしで話を進めているのか?
それでは同じような失敗を繰り返すことになりかねない。
まずは原が引責辞任すべきだと思う。