地獄のハイウェイ

科学・技術や趣味のことなど自由気ままに書き散らしています。

オリジナルが一番とは限らない

先日、アレサ・フランクリンが亡くなったとき、
彼女の代表曲として"Respect"が挙げられていたが、
これがオーティス・レディングの曲のカバーだということは割と有名。
(オーティスVer.は1965年、アレサver.は1967年)
カバーの方が有名になのは枚挙にいとまがないが、
F.シナトラの"My Way"とかロッド・スチュワートの"Sailing"とか
あるいはサンタナの"Black Magic Woman"とか
ホイットニー・ヒューストンの"I Will Always Love You"とか
カバーしたミュージシャンの代表曲になっているケースも少なくない。
それで思うのだがオリジナルにはオリジナルの良さがあるにしても
必ずしも一番優れたものとは限らない。
ポピュラー音楽や映画とかだとあたりまえのことなのだと思うが、
分野によっては原典至上主義みたいなのがあるのはある。
そういうオリジナル至上主義は何だかなぁという気もする。