地獄のハイウェイ

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大学教員も雑用から開放せよ

2005/4/27日付けの共同通信社http://www.kyodo.co.jp/)の報道によると、
中山成彬文部科学相は、広島県尾道市の市立土堂小学校を視察した後、
「雑用や校務はできるだけ削減するよう教育委員会や校長先生も考えてもらいたい」
と述べたそうだ。

小学校の先生もそうだが大学の教官も雑用に追われているらしい。
国立大学の場合、公務員の定員削減のあおりで事務職員の数が十分でないまま法人化したため、
教務関係の業務を中心に教官が負担せざるを得なくなっているところが多いらしい。
また予算も競争的資金獲得が求められているため
その方面の申請書だとか報告書が大変で、学生の指導どころではないとも聞く。
(まぁ学生指導よりも自分の論文生産という人もいるようだけれど)
次代の教育のためにも学生の指導に熱心な先生が評価され
指導に十分な時間が割けるようにはならないものだろうか。