地獄のハイウェイ

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K-1のマッチメークを糾弾する

昨日はTVでK-1MAXを見た。
WMF(世界ムエタイ連盟:アマチュア)世界大会でジュニア部門で金メダルを獲得した
期待の新星HIROYA(河部弘也)のプロ2戦目が放送されていた。
顔にはあどけなさの残る15歳のHIROYAだが
バランスが良く、パンチ・キックとも威力十分で
これから更に強くなるだろうから期待がもてる。
だがマッチメークには大きな疑問。
対戦相手の西村憲孝の戦歴は
主催のFEGやTBSのサイトでプロフィールを見ると「新空手K-3トーナメント出場」とある。
新空手K-3トーナメントというと
全日本新空手道連盟の公式サイト(http://www.netpro.ne.jp/~s-renmei/index.htm
を見るとヘッドギア有りの中級レベルまでの大会のようだ(上級者の大会はK-2)。
また公式ランキングを見る限り西村憲孝の名はなく有力選手ともいえないようだ。
プロとして通用するようなレベルにないと考えるべきだろう。
前座に出ていた(放送なし)名城裕司名城信男の弟)が
第13回新空手道関西大会「K-2グランプリ関西予選」(2006年3月)で
中量級で優勝しているのと比べても西村の戦績は格段に見劣りしている。
どうしてこのようなマッチメークが罷り通るのか?

また昨年のK-1MAX優勝者であるブアカーオに
プロ3戦目のアンディ・オロゴンを当てるなど
(アンディ自身の出来は良く将来には期待が持てるが)
自らチャンピオンの権威をコケにする所業と言い
ちゃんとしたコミッションがあれば認められそうにないマッチメークだらけ。

こんなK-1のマッチメークは野放しにしてはならないと思う。