火山学者の早川由紀夫が郡大から訓告処分を受けたことについて
ネットで言論の自由云々とかで議論を呼んでいるようだ。
注目を集めるために何をやっても良いというような
炎上マーケティング上等！みたいな考え方は、はっきり言って嫌いだ。
そもそも早川の作った放射能汚染マップ（これ自体は評価する）をどう見ても
福島県会津地方の汚染は茨城県南部や千葉県あたりと似たり寄ったりなのに
十把一絡げで、福島県の農家云々と暴言を吐いて誹謗しているのは
品位を欠いていることは間違いない。
品位を欠く言動をやめるように口頭で注意を受けたのに
やめないので訓告を受けたというわけだが、
このまま騒ぎ続ければ訓告に止まらず
懲戒処分である戒告に至るのは時間の問題のように思われる。
最初の口答で注意される前の暴言に対してではなくて
口答注意を受けても暴言を繰り返したから訓告を受けたのだ。
次は訓告を受けても暴言を繰り返すことに対して戒告を受けるだろう。
懲戒処分まで行けば早川も「処分撤回」を求めて裁判を起こせるとは思う。
しかし裁判での勝ち目はほとんどないだろう。
こんな暴言に対して思想の自由とか言論の自由を守れとか騒いでる人達は
広島県立高校不起立処分事件（2011年6月21日最高裁判決）とか
君が代不起立の処分問題では今年もいくつかの判決が出ているが
こういうのには何か発言していたのだろうか？
※思想信条の表明
自分自身は式典では「君が代」を歌いますが、
懲戒処分は行き過ぎという立場です。
