家族が佐々木圭一『伝え方が9割』という本を買ってきた。
ベストセラーのハウツーものらしい。
内容は読んでいないので論評はできないのだが、
著者紹介を読んでちょっと噴出しそうになった。
曰く「郷ひろみ、Chemistryの作詞家としてアルバム・オリコン1位を2度獲得」。
アルバムの曲の大部分を作詞したんかよ？
ちょっと調べてみるとChemsitryの"One×One"という
オリコン1位のアルバム（全14曲）に佐々木圭一の作詞した曲が一つある。
まぁ「消防署の方から来ました」よりはマシかもしれないが、
ちょっとなんだかなぁ。
因みに郷ひろみの方は「オリコン芸能人事典」では
http://www.oricon.co.jp/prof/artist/202539/
アルバムの最高位は19位となっていて「1位のアルバム」は何を指すか不明。
それでも宣伝効果は抜群なのか
「アルバム・オリコン1位を2度」というのは
ネット上のプロフィール紹介でも繰り返されている。
例えば、
http://diamond.jp/articles/-/33371
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/130316/ecf1303160501000-n2.htm
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20130618/155702/
思うに、
ハッタリでも相手がなるほどと思えば丸め込めるという伝え方の極意を
この著者は教えてくれているのだろう。
