地獄のハイウェイ

科学・技術や趣味のことなど自由気ままに書き散らしています。

防災の日に福島原発の状況を憂う

今日は防災の日関東大震災から90年目の9月1日だ。
各地で防災訓練などが行なわれたとTVのニュースでも報道していた。
大震災と言えば何と言っても東日本大震災が記憶に新しいところだが、
その時に生じた福島第1原発事故は今も続いている。
つい先日も放射能汚染水(しかも高濃度の放射性ストロンチウム)が
貯蔵タンクから大量に漏れて
レベル3のトラブルを引き起こしたばかりだ。
報道では汚染水の貯蔵タンクや配管のフランジ部分に
ゴムのパッキンを使っているとかで
高線量でゴムの劣化がどんどん進んで、
これから更にあちこちで漏洩が出てきそう。
汚染水は今後も大量に出続けるから、
それを貯めるためにこういう耐久性の低い貯蔵タンクを
これからも沢山作り続けていくのだろうけれど
数年後にはそれらがどうなっているのだろうかと思うとぞっとする。