11年前の今日、1月17日に阪神・淡路大震災が発生した。
当時、自宅が大阪府だったため自分自身は被害は受けなかったが
勤務先がJR鷹取駅近辺だったので
この日が来ると何とも言葉にし辛い気分になる。
マスコミも多少は取り上げてくれるものの
地元のサンテレビを除けばささやかな扱いだ。
この阪神大震災においては
昭和56年に改正された耐震設計基準による建物は被害が少なく
それ以前の建物には大きな被害がでたことが知られている。
ちょうど今日、
耐震強度偽装事件に関して偽装マンションを販売していた「ヒューザー」の
小島進社長に対する証人喚問が行われた。
たとえ世間の注目が少なかろうと
耐震強度偽装事件の証人喚問が
阪神大震災11年目の日に行われたということは
実に象徴的な符合であると思う。
小島社長のみならず耐震強度偽装事件に係わった全ての人に
あの阪神大震災の惨状を思い起こして反省してもらいたい。
「刑事訴追の恐れもあるので答えられない」とか言って
答弁を拒否するなどもっての外だと思う。
