地獄のハイウェイ

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タイの選挙制度を見習っても良いかも

日本の選挙制度では、
候補者が定数に満たない場合には無投票当選となる(公職選挙法第百条)。
この方式だと例えばいわゆる無風選挙区で
有力候補一人と言葉は悪いがいわゆる泡沫候補しかいないとき
有力候補が事故や急病で頓死してしまうと
ほとんど支持者のいない泡沫候補が無投票当選してしまうので
何だか納得できないものを感じていた。
ところが報道によるとタイの国会議員選挙は
候補者が一人しかいなくても信任投票が行われ
当選には選挙区の有権者の20%以上の得票率が必要だそうだ。
日本の投票率は選挙によっても異なるが
例外的に高得票率だった昨年の衆議院議員選挙を別として
その一つ前の選挙では60%程だからその過半数だと30%程なので
20%以上の得票率はそう低いわけでも高いわけでもなく中々に合理的のように思う。
これは日本でも取り入れても良い制度ではないだろうか?