地獄のハイウェイ

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開票前に結果予測を報道するマスコミ

今日、堺市長選挙で現職が「当選確実」との報道が出たが、
なんと開票前だった。
ネット上では20時45分配信の産経新聞が正直に書いているので紹介しておく。

「投票は午後8時に締め切られ、開票は午後9時10分から行われるが、産経新聞が投票所で行った出口調査や、取材の結果から判断した。」

出口調査等を元に当選確実を出すのは勝手だが
開票結果を見ないで発表するのだから
選挙期間中で「現職優勢」とかの情勢分析と大差ない。
それだったら投票日の朝にでも「現職が当選確実」とかやればいい。
投票行動に影響を与えたらNGだとか言うのなら
情勢分析で「現職が優勢」とかもNGではないのか?

以前から指摘しているのだが開票前の「当選確実」は
事実の報道ではなく予測/予想の報道に過ぎない。
まるで事実かのような報道は、いい加減に止めて欲しいものだ。