今朝の読売新聞の一面トップは、
「はやぶさ」の大気圏突入の流れ星のカラー写真だった。
ネットのニュースサイトのアクセスランキングでも
「はやぶさ」帰還とかカプセル回収とかの話題が上位になったようだ。
危機を乗り越えての帰還というドラマに
人々の関心を集めたのだろう。
イトカワからのサンプルを持ち帰る事ができたかどうかは
しばらくしないと分からないようだが、
イオンエンジンの実証試験など多くの成果を挙げた。
苦労されたプロジェクトチームには
その不屈の精神に心から敬意を表したい。
そして国民的な関心が高まっていることを踏まえて、
昨年の事業仕分けでは厳しい評価を受けてしまった
後継プロジェクトに十分な予算が付く事を期待したい。
過ちては則ち改めるに憚ること勿れというではないか。
またJAXAにも、
NASDA系の国際宇宙ステーションを優先するために
宇宙科学研究所 (ISAS) 系の「はやぶさ」後継プロジェクトを
冷遇する事などしないようにしてもらいたい。
