地獄のハイウェイ

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ふじみ野市プール死亡事件について

埼玉県ふじみ野市の市営プールで起きた悲痛な児童死亡事件は、
ふじみ野市の安全管理に関する無責任によるものといわざるを得ない。

安全柵が二重化されていないとかの設計上の問題や
外れた場合の緊急措置が決まっていなかったらしいという管理上の問題など
数え上げればきりが無いほどのお粗末な安全管理に慄然とする。
安全柵の取り付けがボルトでなく針金になっていた点を放置していたことは
市の管理責任が問われて当然である。

プールの管理運営を請け負った業者が、
市に無断で別の業者に業務を丸投げしていた(これは契約違反)とのことだが、
市職員が2日に1度プールを訪れて点検をしていたのであれば
請け負い業者が丸投げしていたことにも気が付いてもいいはずである。
被害者は市の無責任な安全管理の犠牲になったとしか言いようが無いと思う。

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本記事は、
酔うぞさんのブログサイト「酔うぞの遠めがね」の
2006年08月01日付エントリ「プール吸い込み事故の暗黒面」
http://youzo.cocolog-nifty.com/data/2006/08/post_a912.html
並びに
2006年08月02日付エントリ「プール吸い込み事故の暗黒面その2」
http://youzo.cocolog-nifty.com/data/2006/08/post_f7ea.html
及び
Makkurikuriさんのブログサイト「ある大学研究者の悩み」の
2006年08月02日付エントリ「小学校から事故事例の教育を!」
http://makkuri.exblog.jp/4057588
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