地獄のハイウェイ

科学・技術や趣味のことなど自由気ままに書き散らしています。

首都圏の普通作業員 ○ - ● 研究支援パートタイマー(博士)

国土交通省の「公共工事設計労務単価」というものがある。
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/const/market/roumutanka/top.html
公共工事の工事費積算のために調査して決定されるものだそうだ。
Q&Aを見ると学生アルバイト、見習いでも対象に含まれるとのこと。
そこで平成20年度の基準額(8時間の所定労働の時間単価)を見ると考えさせられる。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/01/010328_4/03.pdf
地方や職種で様々な金額があるが、
1時間当たり換算では、
例えば埼玉の普通作業員だと12,800÷8=1,600円、
軽作業員でも神奈川なら11,200÷8=1,400円といったところ。
因みにそれぞれ職種の定義や作業内容は先に掲げた国土交通省のページに出ている。
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/const/market/roumutanka/top.html
先日の「博士の値打ちはこんなもん?」

katsuya-440.hatenablog.com

で紹介した理研の研究支援パートタイマーというのは
博士であっても時給1,300~1,500円だから
首都圏の普通作業員の時給単価に負けちゃっている。