これまでも学会連合での声明について取り上げたことがあるが、
https://katsuya-440.hatenablog.com/entry/62680571
https://katsuya-440.hatenablog.com/entry/63771571
7月末の29学会から30学会に増えてまた声明を出したようだ。
「日本国家存立の基盤となる高度人材育成と科学技術予算強化を求める」
http://www.chemistry.or.jp/news/30-seimei.html
学会数は増えても43万人会員から39万人会員と人数が減っていたので
名を連ねている学会を見てみると
7月末のものから触媒学会、情報処理学会、電子情報通信学会が離脱、
色材協会、生物科学学会連合、日本分子生物学会、日本油化学会が参加。
情報系が離脱し生物系が入ったのが注目される。
生物系は学術会議では第二部（生命科学）に属し、
理学＆工学の第三部には属していない。
中でも特筆すべきはそれ自体が学会連合である生物科学学会連合で、
昨年末の主要20学会声明（12月4日、http://www.chemistry.or.jp/news/20seimei.html ）とは
独立に12月7日に緊急声明を出している。
http://www.nacos.com/seikaren/pdf/2009/seikaren_youbou091207.pdf
情報系の学会の離脱は残念だが、
分野横断的な科学コミュニティの広がりに期待したい。
