少し前のことになるが今年のノーベル化学賞受賞者の鈴木章氏が
「研究は1番でないといけない。"2位ではどうか”などというのは愚問」と言ったそうだ。
それでふと思い出したのだが数年前のノーベル化学賞受賞者で、
「ナンバーワンよりオンリーワン」とか言って流行らせた人がいた。
そう、去年のスパコンの仕分け騒動で
「歴史という法廷に立つ覚悟ができているのか」と吼えた野依良治・理研理事長だ。
野依理事長から見て、オンリーワン路線を捨てて
ナンバーワン路線に舵を切ったスパコンがOKなのだとしたら、
「ナンバーワンよりオンリーワン」に感銘を受けた人達はどんな気分だろう?
スパコンに関する自分の見解は以下の通り。