7月26日付けの共同通信社の報道によると
東京大学が発表した2004年度決算は約53億円の経常利益とのこと。
東大の発表した資料（財務諸表）では剰余が約23億円になっている。
http://www.u-tokyo.ac.jp/index/pdf/H16zaimusyohyou.pdf
経営の効率化の努力の成果については慶賀の至りだ。
しかし、今年度からの授業料値上げを決めた時点では
佐々木毅東大総長は
「授業料の値上げを見送る穴を埋める力はまだありません」と言っていた。
http://www.u-tokyo.ac.jp/gen03/b01_06_01_j.html
一方、上述した財務諸表の冒頭には
運営費交付金の減額に関して影響は毎年約13億円と書いてある。
今年度の授業料の値上げをしなくても
何とかなった水準の黒字だったのではないのだろうか？
