以前にもとりあげた（ 仁義なき競争社会 - 地獄のハイウェイ ）
阪大生命機能研究科の杉野明雄教授の論文不正事件に関して
阪大が20日付で杉野教授を懲戒解雇したとの報道があった。
前回も書いたがこのケースでは告発者の保護が不十分だったために
告発者が自殺に追い込まれたのではないかとの嫌疑があるにもかかわらず
それに関しては相変わらず触れられていないようである。
報道を見る限りでは「捏造問題との関係ははっきりしていない」式のコメントのみ。
この事件に関して杉野教授の懲戒解雇で幕を引くのではなく
告発者の保護が適切になされたかどうかに関する
阪大外の専門家による調査が実施されることを望む。
