ポスドク問題の出口として研究職派遣というのがあったりしたが、業種や派遣先によって相当に違うと思うが、実際のところは研究職よりも研究補助職(テクニシャン)が多そうな印象を持っている。
例えば読売の発言小町の次のようなスレッドを見てもそういう印象だ。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/1113/212676.htm
理研や旧国研なんかでも多数のテクニシャンを派遣会社経由で使っているが、その人達のキャリアアップを考えているとは言い難いように思う。ポスドクを数年やって30代前半で研究職派遣になったら、最初の10年くらいは良いとしても40台半ばになったらどうなるだろう。コストダウンが要求される中で契約単価がアップするわけがないから、だんだんと居心地も悪くなるだろう。
夢のない出口のように思えるがどうなのだろう。