地獄のハイウェイ

科学・技術や趣味のことなど自由気ままに書き散らしています。

汚染が無視できるまでに20年で足りるのか

☆ご注意下さい、本記事は専門的な検証を受けていません☆

福島県の「20辧50匏?婉甦超放射能測定結果」(第51報、暫定値)を見てみると
http://www.pref.fukushima.jp/j/20-50km51.pdf
福島県飯館村では4月14日の時点でも5.2μGy/hが観測されている。
徐々に減少しているのは明らかであるが減少のペースは遅いようである。
汚染の主成分を半減期8.02日のヨウ素131と半減期30.17年のセシウム137と仮定し
4月1日~13日の値に基づいてざっと計算すると
3.5×0.5^(day/8.02)+4.0×0.5^(day/(365×30.17))で近似できるようだ。
ヨウ素131の影響は数ヶ月で消えていくが
セシウム137の方は半減期が長いせいもあってずっと影響が残ると推測される。
この近似式が正しければ20年後(7300日後)でも2.5μGy/hくらいになる計算だ。
放射線業務従事者の5年間100mSvという被曝量の上限を
5年365日24時間で割ると2.28μSv/hだから
1μGy/h≒1μSv/hと考えると20年経っても、
この基準のクリアが保証できないかもしれない。

損害賠償においてはこの手のシミュレーションは無視されるべきではないと思う。

☆ご注意下さい、本記事は専門的な検証を受けていません☆