報道によると菅総理が本日の記者会見で
原子力安全・保安院について原子力を進めていく立場と
それをチェックする立場がともに経産省に属していることを問題視し、
原子力行政を根本から見直して、
保安院の経済産業省からの分離を含め検討していく意向を示したそうだ。
しかしそうなるとすると保安院を、
原子力安全委員会(こちらは内閣府)と監督下におくといったことになりそうに思うが、
この原子力安全委員会の現委員長というのが
「原子力発電に対して安心する日なんかきませんよ」といった放言で知られ
御用学者との評価が高い班目春樹。
その常軌を逸脱した無責任振りの一端は
ドイツ語好きの化学者さんの
「参議院予算委員会(3月22日)での班目・原子力安全委員会委員長の発言など」
http://blogs.yahoo.co.jp/marburg_aromatics_chem/64288682.html
といった記事からも垣間見ることができる。
仮に保安院を経産省から独立させたとしても
原子力安全委員会の下に置いたりするのなら
駄目なもの同士のカップリングにしかならないんじゃなかろうか。