地獄のハイウェイ

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原子力の専門家集団は自浄能力を示せるか?

児玉龍彦・東大アイソトープ総合センター長の
衆議院厚生労働委員会での参考人陳述が話題を呼んでいるが、
http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/8f7f0d5f9d925ebfe7c57aa544efd862
その中で名指しはされていないが
プルトニウムを飲んでも大丈夫という東大教授がいると聞いて、私はびっくりしましたが」

と触れられているのは、
工学研究科システム創成学専攻の大橋弘忠である。
こちらも既に相当有名になっていて、
ネットでは「プルト大橋」という、
まるでリングネームのような綽名まで奉られている。

一方で大橋弘忠は原子力委員会の研究開発専門部会部会長とか
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/senmon/kenkyuukaihatu/gijiroku/gijiroku02.pdf
総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会の原子炉安全小委員会委員長とかの、
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100615c01j.pdf
原子力分野で地位のある専門家である。

こういう「プルトニウムは飲んでも大丈夫」発言を放置したままで、
原子力の専門家が社会に信頼される」なんてあり得ないのではないか。