地獄のハイウェイ

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早稲田での学位取得者は博士として雇用するな

小保方晴子の学位論文に関する早稲田大学の調査委員会が

「多数の問題箇所があり、内容の信憑性及び妥当性は著しく低い。そのため、仮に博士論文の審査体制等に重大な欠陥、不備がなければ、本件博士論文が博士論文として合格し、小保方氏に対して博士学位が授与されることは到底考えられなかった。」と認定した

にも拘らず「学位取り消しにあたらない」と結論したそうだ。
http://www.bengo4.com/topics/1805/
早稲田の学位論文には小保方以外にも多数の問題あるものがあるとのネット上の情報から、
このような酷い事態になることもある程度は予想していたのであるが残念だ。
早稲田大学は学位授与についての責任を放棄したと断定して良い。
はっきり言って不良品を回収しないと宣言したメーカーのようなものだ。
そういうことであるなら、
早稲田の学位持ちに対して「博士」として扱わないとするのが正しい対応だろう。
もちろん真っ当な博士もいるだろうが
大学がその正当性を保証することを放棄している以上
その人物を「博士」として扱うための根拠は失われているのだ。
出身大学が腐っているためにとばっちりを食うのは非常に残念なことだが
早稲田出身者は学位を別の大学で取り直すのが身のためだろう。
こういった信用失墜行為を平然とするような大学は淘汰されるべきであり、
早稲田大学での学位取得者を博士として雇用するべきではない。