地獄のハイウェイ

科学・技術や趣味のことなど自由気ままに書き散らしています。

疑似科学/ニセ科学

ニセ科学リスト

芹沢さんという方のブログ「妄想科學日報」の 「覚えておきたい、ニセ科学リスト」 http://d.hatena.ne.jp/DocSeri/20071128/1196234450 という記事が話題を呼んでいるようだ。 これまでも疑似科学・インチキ療法を批判的に紹介するサイトはいくつもあったが…

ニセ科学関係のシンポジウム

伊勢田哲治さんの日記サイト(http://www.yonosuke.net/~iseda/diary/)で見た情報。 シンポジウム「ニセ科学・情報を見る学問の眼」 日時: 2007年12月15日(土)14:00~17:00 場所: 名古屋大学IB電子情報館015教室 講師: 菊池誠(大阪大学サイバーメディア…

ニセ科学が反証されるとき

ニセ科学批判関係で話題になったことの一つとして 安井至さんが日本化学会の「化学と工業」誌(2006年9月号)に 「「水からの伝言」と科学立国」と題する論説を載せ http://www.chemistry.or.jp/kaimu/ronsetsu/ronsetsu0609.pdf それに対する反響が同誌(20…

疑似科学批判からニセ科学批判への変遷

ネットでの疑似科学批判に自分なりに参入し始めた数年前と現在では ニセ科学を巡る状況が大きく変化したと思う。 自分が参入した頃には「疑似科学」という言い方が一番ポピュラーだった。 そのころ疑似科学問題で参考にしたのは大豆生田利章さんの 「ネット…

「ニセ科学批判」について

ニセ科学批判(ニセ[科学批判]ではなく[ニセ科学]批判)について批判することを ニセ科学批判批判とかいう舌を噛みそうなネーミングで呼ぶらしい。 ここで「批判する」という語は、「ネガティブに評価する」とか あるいはもっと強く「否定する」「非難す…

既存科学への不信感としてのオルタナ系

以前にも少し書いたが自分はニセ科学よりも反科学のほうが深刻な問題だと思っている。 ニセ科学よりも反科学のほうが問題 - 地獄のハイウェイ 広義のニセ科学の中にはいわゆる「超科学」などのオルタナ系も含まれるが そういうものに標準的な科学の方法論か…

飲み会で血液型性格判断を批判するのは難しい

昨日(2/19)は職場の飲み会があった。 奇しくもボンの命日であるが、 残念ながらそこでそういう話題で盛り上がれるハズもなく、 当たり障りない世間的な話題にお付き合いすることに。 飲み会は2月から入ってきた人の歓迎会であったので そこで女性陣から血…

「水からの伝言」を批判するべきだ

A.ソーカルとJ.ブリクモンの「『知』の欺瞞」の訳者でもある 学習院大理学部の田崎晴明教授が 「水からの伝言」 を批判するページを作成したそうだ。 http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fs/ 良くまとまっていると思うが、 元々「偽科学」に反対する人達に…

ニセ科学よりも反科学のほうが問題

科学コミュニケーションで問題とされているニセ科学とは、 近年話題になっている「水からの伝言」とかのような 科学を自称しているが実態は科学とは呼べないような代物のことだ。 それはそれで問題なのだが、 科学コミュニケーションにとってより重要視すべ…